
こんにちは。紙のデザインが大好き、印刷デザインプロ、舞ventの中道です。
最近「やっぱり印刷物での販促って効果ありますよね」というお声を聞く機会が何回かあって…嬉しかったです♪
デジタル時代にもう一度再考してみたい方はブログを最後まで読んでいただけたら幸いです。
紙の温もり、印刷の力を再発見
デジタル化が進み、情報はスマートフォンやタブレット、パソコンを通じて瞬時に手に入る時代になりました。ニュースや広告、地域の情報も画面の中で完結してしまうため、紙の印刷物の存在はつい後回しになりがちです。しかし、紙にはデジタルでは得られない特別な魅力があります。私自身、舞鶴でニュースレターを発刊した経験から、その価値を実感しています。多少自己満足が入ってますが…
舞鶴でニュースレターをお届けすると、読者の方々が手に取る瞬間に表情が変わることがあります。「ああ、こういう形で届くと嬉しい」といった声や、ちょっとした驚き。これは、紙ならではの手触りや重み、厚みを通して感じてもらえる「温かさ」です。例えば、厚手の上質紙に印刷した案内パンフレットやチラシは、手に取っただけで情報以上の価値を伝えます。デジタルでは画面越しにしか伝わらない感覚ですが、紙は五感すべてで感じられるのです。匂い、手触り、紙の厚み…これらが受け取る側の心に自然に残ります。ちょっと言い過ぎ感もありますが(笑)事実とそれほど乖離があるわけでもありません。
色やデザインの力
紙に印刷された情報は、色やデザインの安定感という点でも優れていると思っています。舞鶴で地域イベントのチラシを作った際、青空や海の色を忠実に再現することで、見る人に鮮やかな印象を与えることができた経験があります。画面上ではどうしても光の具合やディスプレイによって色味が変わってしまいますが、紙は一度印刷されれば誰が手に取っても同じ色で伝わります。
また、箔押しやマットコート加工など、紙独自の仕上げも可能です。名刺にこれらの加工を施すと、手に取った人に「丁寧で信頼できる印象」を与えることができる場合もあります。デザインの自由度と確実性が、紙ならではの強みです。ちょっと紙好き過ぎる感が暑苦しいですね(笑)

先日ある鉄道の話の取材をした時、実際に時刻表の本を見ながら、いろいろ考えて「どうやったら最短ルートで楽しんで旅ができるか?」を考えている時が一番幸せだった、というお話がありました。グーグルマップでの一発回答もいいのですが、無駄な時間こそ宝、という妙に納得できるお話でした。
記憶に残る情報
紙に印刷された情報はデジタル情報よりも記憶に残りやすいと言われています。舞鶴で発刊したニュースレターや地域案内冊子を例にすると、ページをめくる行為や紙の手触りが、情報とともに脳に定着します。
さらに、紙にメモを書き込むこともできます。例えば地域のイベント情報や講座案内に、自分なりのコメントをメモすると、ただ読むだけの情報では得られない理解や記憶が生まれます。書くことで能動的に情報に関わる体験は、デジタルでは得られない価値です。先日打ち合わせをした若い学生がタブレットにペンでメモししているのを見て「かっこいいーー」と思った僕ですが…(笑)
結構重要なデジタル疲れをやわらげる効果
日常的にスマホやPCを使い続ける方が多く、目の疲れや情報過多のストレスを感じる方も少なくありません。そんな時、紙の印刷物は目に優しく、ゆったりと情報に触れられる時間を提供します。
実際にニュースレターを手渡しで配布した際、読者の方から「画面を見ずに紙で読めるのはありがたい」という声をよくいただきました。ページをめくる動作や紙の手触りは、自然と心のリセットにもつながります。デジタルの即時性とは対照的な、紙ならではの魅力です。

毎月あえて郵送しているニュースレター。これもわざと郵送、というところにアナログ感を出しています。
信頼性と証拠としての力
紙の印刷物は、契約書や領収書、重要なお知らせなど、証拠として残す価値もあります。舞鶴の地域活動でも、紙で配布された資料や案内は、後から確認できる信頼性を持ちます。デジタルデータは便利ですが、破損や消失のリスクがあります。その点、紙は物理的に手元に残る安心感があります。
また、印刷物の体裁やデザインは、情報の重要性や信頼性を視覚的に伝える手段にもなります。地域イベントのパンフレットや商店のカタログに工夫を凝らすことで、読む人に「本当に大切な情報だ」と感じてもらえます。
そしてこれは結構個人的な主観ではありますが、紙の印刷物は、地域とのつながりを作る力があります。舞鶴でニュースレターや地域情報誌を配ることで、手渡しのやり取りが生まれ、直接感想をいただくこともあります。これはデジタルにはない、リアルなコミュニケーションです。
地域の人々にとって、紙で届く情報は「誰かが自分のことを考えて作ってくれたもの」という温かさを感じるきっかけにもなります。ちょっとしたニュースやイベントの案内でも、手に取るだけで人と地域をつなぐ力があります。
今回のまとめ
実体験から感じるのは、紙の印刷物にはデジタルにはない「温かさ」と「力」があるということです。五感で感じる情報、色やデザインの安定性、記憶への定着、信頼性、地域とのつながり、環境への配慮…すべてが紙の持つ価値です。
日々の暮らしや仕事の中で、画面だけに頼るのではなく、紙に触れる時間を意識してみてください。名刺やパンフレット、ニュースレターや地域案内冊子など、紙で届ける情報には、人の心に深く響く力があります。舞鶴という地域で活動する中で、紙の魅力を再発見することで、より温かく、確かな情報の伝え方を作ることができます。もしアナタの営業ツールに紙のツールがなければ…一度考えてみるのも新しい切り口になるかもしれませんね♪
★お知らせ
アナログで申し訳ありませんが(ここは便利にしろよ笑)こちらのお問い合わせフォームから「ニュースレターを送って欲しい」とお問い合わせください。無料で郵送致します。
都合上デジタルデータはお渡ししていません。あえて紙の温かみを知っていただきたく思い郵送しております(無料)住所などを知らせたくない場合は申し訳ありませんがお渡しできません。ご了承くださいませ。