ブログ 印刷について

2026年は1年間の販促をしっかりと計画しよう

― デジタル時代だからこそ、紙の販促が活きる理由 ―

今年も終わりが近いですが「販促は思いついたときにやるもの」
そんな感覚で動きませんでした(笑)?

実は、販促ほど“行き当たりばったり”が結果に出やすい分野はないと思っています。
反対に、1年間を通した計画を立てておくだけで、費用対効果も、反応も、驚くほど変わるのが販促です。

特に最近は、SNSやWeb広告などデジタル施策が主流になりがちですが、その一方で
「紙の販促はもう不要なのでは?」
と感じている方も少なくないかもしれません。

ですが、結論から言うと――
紙の販促は、今でも、そしてこれからも“必要”です。
むしろ、デジタルが当たり前になった今だからこそ、紙の価値は際立っています。


なぜ「1年間の販促計画」が重要なのか

多くの事業者さんとお話ししていて感じるのは、
「忙しくて販促まで手が回らない」
「イベント前だけ慌ててチラシを作る」
というケースがとても多いことです。

ですが、販促は短距離走ではなく、マラソンのようなもの。
一度や二度発信しただけで成果が出ることは、ほとんどありません。

だからこそ大切なのが、

  • どの時期に

  • 誰に向けて

  • 何を伝えるのか

を、あらかじめ1年分ざっくりでも描いておくことです。

これだけで
「今年は何をすればいいんだろう…」
という迷いがなくなり、無駄な出費や時間も減らせます。

私は夏から毎月1回のニュースレターを日を決めて発行しています。


まずは「年間の流れ」を俯瞰してみる

販促計画を立てる際、最初にやってほしいのは
カレンダーを1年分眺めることです。

  • 季節のイベント(春・夏・秋・冬)

  • 繁忙期・閑散期

  • 地域の行事

  • 自社のキャンペーンや記念日

これらを書き出してみると、
「この時期は告知を強めたほうがいいな」
「ここは静かに信頼づくりの期間にしよう」
といったメリハリが見えてきます。これめちゃくちゃに大事です。また1年分を考えることで、「先々まで考えている私すごい!」とポジティブになれます(笑)

販促は、常に全力で打ち続ける必要はありません。
“攻める時期”と“育てる時期”を分けることが、長く続けるコツだと思っています。お金のかかることですからね…


デジタルだけでは届かない層が、確実に存在する

SNSやWebは即効性があり、分析もしやすい。
これは間違いありません。

ただし、ここで一つ大切な視点があります。
それは、**「情報が届いていない人は、そもそも見ていない」**という事実です。これはSNS発信の自己満足感とは真逆と考えてください(笑)

  • SNSを頻繁に使わない人

  • 情報過多で広告を流し読みしてしまう人

  • 地域密着の情報を紙で得る習慣がある人

こうした方々にとって、
**紙のチラシやパンフレット、DMは“ちゃんと目に入る情報”**です。

ポストに届くDM、手渡しされるチラシ、店頭で手に取るパンフレット。
これらは、デジタルとは違い「受け取る体験」そのものが記憶に残ります。

「なんか届いていたな…」でもいいんです。最初はね…


紙の販促は「信頼を積み重ねるメディア」

紙の販促が持つ一番の強みは、信頼感です。逆にSNSは不信感が多少あるのも事実です。いずれは逆転するかもしれませんが現状はこの認識でOKです。

  • しっかり作られたパンフレット

  • 写真や文章に想いが込められたチラシ

  • 定期的に届くDM

これらは、「ちゃんとしている会社」「続いているお店」という印象を自然と与えてくれます。

特に、
高額商品・サービス
地域密着型ビジネス
人との関係性が重要な業種
では、紙の存在感は今も非常に大きいです。

デジタルで“知ってもらい”、
紙で“信頼してもらう”。
この組み合わせこそ、これからの販促の基本形だと感じています。


年間販促に紙をどう組み込むか

「紙は大事なのは分かったけど、どのタイミングで使えばいいの?」
そんな声もよく聞きます。

おすすめは、こんな考え方です。

  • 春・秋:新規向けのチラシやパンフレット

  • 夏・冬:既存客向けのDMやお知らせ

  • 通年:名刺代わりになる会社案内・リーフレット

すべてを一度にやる必要はないですね。疲れます(笑)
1年で2〜3回、紙の販促を“計画的に”入れるだけでも、印象は大きく変わります。

そして重要なのは、
「作って終わり」にしないこと。

  • 少し内容を変えて再配布する

  • SNSと連動させる

  • 店頭やイベントで活用する

紙は“使い回し”ができる、非常にコスパの良い販促ツールです。そして意外かもしれませんが総コストはデジタルより安い場合も多いんですよ♪

毎月自社で発刊している舞鶴の情報誌「プレジデント舞鶴」

これも立派な販促ツールです。


販促は「点」ではなく「線」で考える

一度きりのチラシ、一回の広告。
それが無意味だとは言いません。

ですが、本当に成果を出している会社ほど、
販促を“線”で考えています。

  • 知ってもらう

  • 興味を持ってもらう

  • 思い出してもらう

  • 信頼してもらう

  • 選んでもらう

この流れの中で、
紙とデジタルをどう組み合わせるか。
それを1年間でどう積み上げるか。

ここを意識するだけで、販促の質は一段階上がります。いや、上げましょうよ。もったいない(笑)


まとめ:1年を見据えることで、販促はもっと楽になる

販促は、気合や根性で続けるものではありません。
計画があるから、無理なく続けられるのです。

そして、
デジタルが主流の時代だからこそ、
紙の販促は「埋もれにくい」「信頼を伝えやすい」武器になります。

  • 今年はどんな人に出会いたいのか

  • そのために、どんな情報を、どんな形で届けるのか

ぜひ一度、1年間の販促を俯瞰して考えてみてください。
紙のチラシやパンフレット、DMは、
その計画の中で、きっと心強い味方になってくれるはずです。

毎度のこと、ちょっと紙にこだわり過ぎた記事かもしれませんが、嘘はついていません(笑)これが現在の私の気持ちです。最後までお付き合いありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
中道一帆

中道一帆

舞vent 代表 校正のレスポンスの素早い対応を生かした、印刷デザイン全般を編集。納期を必ず守ることで信用を高め、また印刷業界20年以上の経験から忖度ない印刷の現実を解説しています。

-ブログ, 印刷について