こんにちは。紙のデザインが大好き、印刷デザインプロ、舞ventの中道です。


長年お付き合いがある印刷物
どの職種でも似たような話かもしれませんが、毎年1回必ず開催するイベントなどの場合は基本的に前年度お世話になった会社に依頼しますよね?
それが仕出しだろうが、飲料だろうが、前年度の予算や業者から段取りするものです。
印刷物も似たようなところがあり、例えば●●まつり、まど毎年開催されるまつりなどのポスターやチラシは既存の印刷会社に通常依頼します。
メリットもあり、「流れをよくわかってくれている」「予算に差異がほとんどない」など何度も同じ仕事をしているのですから、安心感が生まれますね。
しかしデメリットを考えると「毎年同じデザイン」「今年は変えたいとここ数年思っているけど、断りずらい」など。癒着までとは言いませんが、断って違う業者を選定すると、モヤモヤするかもしれません。
本来であれば、企業努力を怠っていなければ継続していただける仕事が多いと思います。ただ「今年もうちに依頼がくるだろう」とタカを括った気持ちであれば、それは少し違うのではないでしょうか?
実は断るタイミングを狙っている
印刷物は生き物です。日々成長している販促物です。効果が薄いのであれば業者を変えるのが一番簡単でしょう。
ただ田舎ほど横のつながりが強かったりするので、なかなか人間関係を気にして断りづらい傾向があるようです。
先ほども言いましたが、常に「今年も頑張るのでよろしくお願いします」など声かけしている業者さんなら別として、「まぁ今年も依頼くるから…」と勝手に思いこんでいる業者さんに未来はありません。
だから!!
依頼する方もそういった既存の成長のない業者を断るタイミングを狙っています(笑)
断る理由のベスト3は、
・価格が高い
・ミスが起こった
・良いデザイン会社が提案してきた
などが挙げられます。
「御社より安い業者さんがいるので、今年は…」
「いや、その価格より安くします」
と、意外と価格だけでは引き下がらない業者さんもいます。これは断るタイミングとしては「弱」です。
つぎに何かしらミスがあった時ですね。
これは「昨年ミスがあったので、今年からは違う業者さんにしました」
相手も後ろめたい気持ちがあるので、変更できやすいパターンです。逆に「今年は頑張りますので!」と気合が入ってくれれば、それは同業者でも進歩があるので勝ちかもしれません。
「今年依頼しようと思ったけど、良いデザインを持ち込んでこられた会社があって…」
これは完全にデザイン勝負です(笑)だいたい既存から変化がないデザインを継続して使っている会社はデザインが弱いです。こちらはガチンコ勝負で断わることができる理由ですね。
このように「いつまでも同じように依頼が来る」ともし思っていれば、それは危険な待ち時間です。
常に提案してくれる業者さんが優秀
毎年デザインを変えろ、とは言ってません。要するに気持ちの問題なんです。
「今年もお世話になれるのであれば、デザインも含めてご提案いたしますので、よろしくお願い致します」
あくまで依頼者がお客様です。そのまま継続してくれるかどうかの判断は100%お客様にあります。
一番最悪なのが「なんで今までうちが印刷しているのに他の業者に変更するんだ!」という文言、いわゆる逆ギレですね(笑)
それは企業努力が足りないことを自分で言っているようなものです。
依頼者目線では断るタイミングは上記の3つを参考に。
業者目線では常に謙虚な気持ちでご依頼いただく準備をすること。
です。
逆ギレしていただくと、それはそれで業者変更のタイミングとしてわかりやすいかもしれませんね(笑)
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