ブログ 印刷について

キャッチコピーはAIが考える時代か?

こんにちは。紙のデザインが大好き、印刷デザインプロ、舞ventの中道です。

相談者Kさん
世間で噂のChatGPT(チャットGPT)だけど広告のキャッチコピーとかで使えないかな?
舞vent 中道
今でもGoogleで検索すれば山ほどキャッチコピーが出てきますが(笑)さらに絞った使い方もできそうですね。ただ気を付ける点も多そうです。少し考えてみましょう

キャッチコピーとは?

かなり世の中に知られた言葉ですので今さら…ですが、広告や販促全般に使用できる短いフレーズですね。

短いとキャッチがリンクしているとも言えます。キャッチ、つまり対象者の心を掴むフレーズです。

一部上場企業の販促には必ずキャッチコピーがあります。もはやそのキャッチコピーがブランドとも言ってもいいですね。

 

ナイキ「Just Do It」

マクドナルド「I'm Lovin' It」

 

などCMやラジオ、メディア全般に使われるとても大事なツールです。

インターネットが普及する前の時代には本当に紙に書き殴って、脳みそから搾り出す手法だったと思いますが(笑)もはや今の時代はGoogleで「キャッチコピー」と検索すれば山ほど出てきます。

そこでさらに進化したツールとして現在台頭してきたのがChatGPT(チャットGPT)ですね。

これはもしかしたら時代の転換期かもしれません。

サンプルにアレンジを加えるハイブリッドなキャッチコピーを

試しに私がChatGPT(チャットGPT)に問いかけてみます。

「新築のチラシのキャッチコピーを教えて」

「夢の住まいが現実に。新築ハウスで幸せを築こう!」
「贅沢な暮らしの始まり。理想の新築住宅を手に入れよう!」
「未来への一歩。品質とデザインにこだわる新築住宅が登場!」
「新しいスタートを演出。最高の快適さを提供する新築住宅で新たな人生を始めよう!」
「心地よさが溢れる、新築住宅の魅力に包まれて。理想の暮らしを叶えるチャンス!」

 

とこんな感じで出てきました。

 

もうひとつ試してみましょう。

「美容室がOPENするのでキャッチコピー何かない?」

もちろんです!美容室のオープンにふさわしいキャッチコピーの提案をいくつかご紹介します。

"美しさの扉を開けよう。新しいスタイルが待っています。"
"髪から輝く自信を引き出す場所へようこそ。"
"最高の美しさを手に入れるためのスペシャルな場所。"
"トレンドを切り拓く魅力の源、新たな美容室が誕生。"
"あなたの魅力を一緒に最大限に引き出しましょう。"
"個性と美しさが融合する魔法の空間。"
"髪を通じて、新たな美しさの旅が始まります。"
"あなただけのスタイルを見つける旅へ。"
"美しい髪で、自分をもっと愛そう。"
"スタイリッシュな髪と笑顔で、新しい日常を迎えましょう。"
これらの提案が、美容室のオープンに役立てば幸いです!オープンの成功を祈っています。

 

ちょっとくだけて質問した分、答えも親身な感じですね(笑)

 

どうですか?そのまま使うには微妙かもしれませんが、キャッチコピーのヒントとしては十分ではないでしょうか?

もっと「今までにないキャッチコピーを教えて」とか質問の内容を変化させるとさらに上手に活用できそうです。

ただあくまでこれは平面的な質問に対する答えだと思います。

お客様がどんなお客様で、性格や雰囲気も入力できたら良いですが(笑)そのお客様の好みと世間一般に反応がありそうなフレーズに合わせる調整をするのは人間になります。

まぁ今後の進化は不明ですが…

つまりあくまで最終的には人間が判断して素材とお客様の思いをハイブリッドで総合的に提案する必要がありますね。

著作権や類似性があるものには気をつけましょう

たとえばすごく良いキャッチコピーが生まれたとします。

大々的にチラシやポスター、SNSに使用します。

しかし…どうやら全く同じキャッチコピーが使用されていた…そしてそれには著作権があった…などということは無いとはいえません。

身内だけに配布するパンフレットなど、小さい範囲の告知ならそれほど気にする必要はないかもしれませんが、SNSは要注意です。インターネットに告知することは全世界に告知しているのと同じですからね。

もしかしたら「著作権フリーのキャッチコピー教えて」と尋ねると答えてくれるかもしれません。しかしChatGPT(チャットGPT)信用はどうでしょうか?(笑)

私は常に言葉には気をつけています。本当に何も知らずに考えて全く同じ言葉が生まれることもあります。ただ気を付けるということは重要なことなのです。

どんなソフトでも使い方さえ間違えなければ上手に活用できるはずです。

ChatGPT(チャットGPT)も上手に使えば販促ツールやSNSの発信も時短で仕事がスムーズに進行できるかもしれませんね。

 

舞ventでは無料相談を随時承っております。お気軽にご相談ください→無料相談はこちら

僕自身のプライベートな日々をブログ更新しています。どんな人物か気になる方は(笑)読んでみてください→印刷デザイン事務所「舞vent」の日常

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
中道一帆

中道一帆

舞vent 代表 校正のレスポンスの素早い対応を生かした、印刷デザイン全般を編集。納期を必ず守ることで信用を高め、また印刷業界20年以上の経験から忖度ない印刷の現実を解説しています。

-ブログ, 印刷について