こんにちは。紙のデザインが大好き、印刷デザインプロ、舞ventの中道です。


年間予算を考える
販促物に限らず、印刷物を作成する場合にはお金がかかります。
SNSなどのツールの場合は無料で作成できることもありますが、紙に印字することにより、コストがかかりますので、どうしても予算を捻出しなければいけません。
しかし未だ紙のツールはゼロにすることはできません。名刺一つにしてもやはり初見で挨拶するときにはビジネスツールとして必須でしょう。
同じく自社のパンフレット、自店のパンフレットなども簡易でいいのであった方が良いと思われます。もちろんホームページなどと連動できれば最高です。
ただ最初に申し上げた通りに「お金がかかる」ことがネックになります。
本来なら販促費用を考えた年間経営計画があれば良いのですが、突発的に必要な場合もあります。
そして最大の理由がコストパフォーマンスを意識しすぎることかもしれません。
「5万円パンフレットに使ったけど、その金額に見合った集客ができるだろうか…」
これはその時々ランダムで効果が生まれるわけで、きっぱり「先行投資」と考えた方が良いと思います。
大事なのは継続することなのです。
継続は効果なり
正直1回広告を出す、1回ダイレクトメールを発送する…これだけで効果はほぼありません。
もちろんその1回が大反響を呼ぶこともあります(だから販促は面白いとも言えますが…)
ただしそればギャンブル的な確率です。
基本的には販促回数=集客アップの確率論です。
もちろん無駄打ちはいけません。
できるだけ効果がある広告をできるだけ回数多く発信するのが集客の最短の道のりだと思っております。
一例をあげてみます。
私のお客様でリフォームを中心とした建材屋さんがおられます。
大きなチラシ予算的にも厳しいので、月に2回だけ地元の集合広告に2枠だけ小さく掲載されております。
1回の広告掲載費用が2万円ほどです。月に4万円、年間で約50万円ほど予算をとっておられます。
その小さい広告でもいろんなことを考え四苦八苦してデザインを考えておられます。もちろん私もその小さな枠で最大の効果がでるようにデザインを考えます。
最初は広告掲載日でも問い合わせが1つもありません。しかしそんなことはそのお客様も想定内です。そんな簡単に集客に結びつくと思ってないからです。
中長期的に半年から1年のスケジュールでコツコツとアピールを続けます。
すると不思議なことに、3ヶ月くらいたつと電話が数件鳴ります。
「以前から広告を見てて気になって…」
3ヶ月というのが早いか遅いかではなく、以前から…というところがポイントです。
お客様の深層心理に徐々に入り込んでいたのです。
リフォームは小さな仕事から大きな仕事まで幅広いです。窓のサッシを交換するだけで終わる場合もあれば、大きいカーポートを組み立てる工事もあります。
即決断できない商売物ってあります。Amazonでポチっとはいかないものこそ、お客様の不安を取り除く継続的な販促が大事なのです。
まとめ
継続することは何も紙の販促物だけではありません。
SNSやホームページ、LINEなどのコミュニケーションツールでも続けることが大事です。
むしろ残骸のように単発で終わったSNSやホームページが残っている方がデメリットなこともあります。
頻度は商売によって違いますが、1ヶ月に1回、2ヶ月に1回でもいいのでアピールを継続させてみましょう。
そういう私も皆さんに印刷物のことを知ってもらおうと始めたこのブログを1ヶ月間放置しておりましたが…(笑)
継続は力なり、に習って継続は効果なり。
販促は楽しんで継続しましょう♪
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