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印刷物の販促とSNSの販促どっちがいい?

こんにちは。紙のデザインが大好き、印刷デザインプロ、舞ventの中道です。

相談者Kさん
先日印刷した紙を使用した販促ツールを全部デジタルってやれって言われて…
舞vent 中道
SNSを活用した販促は即活用できて、レスポンスもわかりやすいメリットがありますね。ただデジタルだけでお客様の心を掴むことができるでしょうか?一緒に考えてみましょう

スマホ全盛期

現在の時代背景からお話しますが、今やスマホの普及率はすごい勢いで伸びています

僕の感覚では自分の子どもにスマホを与えた時期を考えると「高校入学」がキーワードかと思っています。

コミュニケーションツールとして高校生ともなればスマホでLINEやSNSを活用することが大半になり、かつ便利だからです。

ただ今現在は小学校高学年、いや低学年でもかなりの普及率だと聞きます。もちろん防犯の役割やGPSなどを活用した犯罪対策なども考えられますが…いずれは赤ちゃんが生まれたお祝いがおむつなどではなくスマホになるのではないでしょうか?

まぁそれはさておき、いかにデジタルな時代であるか、いや常に全盛期が更新しているとも感じます。

おそらく今後このツールが過度に衰退することはないでしょう。

紙の販促からデジタルの販促へ

多くの企業、店などが個別にアカウントを持ち、自由に発信できる、また手軽に行える時代であり、すごく便利かつ繋がることが容易になりました。

今もしLINEが消えてしまったら…電話番号が消えてしまうより青ざめますよね?

SNSのアカウントが手違いで全部消去してしまったら…悲しみはいかほどでしょうか(笑)

言い方を変えればSNSのみで繋がっている人もいるでしょう。お得意先の営業マンの電話番号は知りませんがLINEは繋がっている時代です。それだけ影響力があります。

 

そういう観点から「紙のパンフレットなんて必要ない」「OPENイベントはSNSだけでいい」

など紙の販促ツールが確実にデジタルの販促に変化しています。またそちらの方が効果がある場合があるのも事実です。

しかし私ごとですが、つい先日、お得意様から「紙の印刷物は全てデジタルに変更する」というご連絡をいただきました。

正直びっくりしたと同時にかなりの売上減少を頭に思い浮かべた次第です。

 

しかし僕個人的な考えは以前から申し上げておりますが、販促の現状ベストな手法は

「両者の利点をバランス良く活用すること」だと考えます。

それぞれの利点を考えてみましょう。

それぞれの宣伝の利点

数点紙による利点を考えてみました。

・ターゲットになる可能性が高い… チラシやポスターなどの紙媒体は、特定の地域や場所で直接配布や掲示が可能なため、ターゲット(お客様)にリーチしやすい。
・視覚的なインパクト…見た目やデザインに工夫を凝らすことで、目を引く広告を作成できる。
・永続性…インターネット接続が不要なため、情報は長期間残る可能性がある。
・ターゲティングの制限が少ない…特定の地域に集中的に宣伝したい場合など、ターゲティングの制約が少ない場合がある。

 

次にデジタルによる利点です。

・幅広いリーチ…インターネットを利用することで、世界中の潜在的な顧客にリーチすることが可能。
・ターゲティングの精度…SNSプラットフォームでは、広告のターゲティングを詳細に設定できるため、特定の興味関心や行動パターンに基づいて広告を表示できる。
・ユーザーとの対話…ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーションが可能であり、フィードバックや質問に迅速に対応できる。
・分析と効果測定…SNS広告では、広告のパフォーマンスを詳細に分析し、効果を測定することが可能。

ちょっと言い方が難しい表現かもしれませんが、ターゲットとする人々の特性や行動パターンによって、どちらが適しているかが異なります

たとえば宣伝の目的によって、紙媒体やSNSのどちらが適しているかが変わります。

地域に特化した情報伝達なら紙媒体が有効ですが、ブランド認知を高めるならSNSが適している場合もあるわけなんですね。

まとめ

最初にも言いましたが、個人的な見解ではありますが、販促の現状ベストな手法は

「両者の利点をバランス良く活用すること」だと考えます。

宣伝の目的やターゲット(お客様)、予算などを考慮して、両者の利点をバランス良く活用することが重要です。

多くの場合、両方の手法を組み合わせることで、より広範な範囲のお客様に届き、効果的な宣伝を行うことができると考えています。

一番最悪手は「どちらも中途半端に使う」ことかもしれませんが…

 

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中道一帆

中道一帆

舞vent 代表 校正のレスポンスの素早い対応を生かした、印刷デザイン全般を編集。納期を必ず守ることで信用を高め、また印刷業界20年以上の経験から忖度ない印刷の現実を解説しています。

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